【シングルS12】サンドラ対面構築【最終383位/レート2006】
こんにちは、さざんか(TNてんかちゃん)です。
シーズン12で最終レート2000に到達できたので筆を執りました。
大した順位でもありませんが、備忘録がてら書いてみました。
興味があったらぜひ読んでみてください。
運勝ちも多くマッチングした方からは反感も抱かれそうですが、そこはなんとかご容赦を。
【構築経緯】
冠の雪原がリリースされたことで「強い準伝説を使いたい」と考え、シーズン初めは色んな準伝ポケモンを使っていました。その中でも特に感触の良かった弱保かいでんぱサンダーと眼鏡カプ・レヒレの2匹からパーティの構築をはじめました。その後、2匹で暴れた後の詰めポケモンとしてアッキミミッキュ、サンダーの通りが悪いウツロやバンギなどいわタイプを崩せる第2のエースとして物理珠キングドラをそれぞれ採用。シーズン中盤に増えた初手特殊珠バシャーモやトリルブリザポス、ウオノラゴンを切り返すことができるタスキカウンタードサイドン、ウツロに投げられるチョッキ枠の中で、ミミッキュへの役割も持てるチョッキドリュウズを補完枠とし、パーティが完成しました。
【コンセプト】
簡単ですね。今作はDMの影響でサイクル戦が常にDMを切るかどうかのジャンケン(所説あり)になってしまったため、なるべくサイクル戦をしなくても良いように、個々のポケモンの対面性能を上げるよう意識しました。
【個体紹介】
サンダー
H-DM時の耐久底上げのためぶっぱ
C-ダイジェットがH無振りDMエースバーンを確定2発
B-Dダウンロード対策
S-+1で最速エースバーン抜き抜き
紛うことなきエース
日々々々(ひよ)氏(@hiyoooon4)が配信で使っているのを見て強そうだと思い、調整の上採用しましたが、ここまで強いとは思っていませんでした。
かいでんぱの採用でサンダーを受けに来たポリ2やヒードラン、ジバコイルなどに倒されず、ポリ2にれいとうビームが打たれた際には全抜きも見据えられる最強ポケモンでした。また残ポケ数に余裕がある場合、相手の瞑想クレセなどの害悪ポケモンにも、かいでんぱを連打しておくことでTODに持ち込むことができます。
一方で、せっかく特性パッチを使って夢特性のせいでんきにしたにも関わらず、接触の3割は引かず、ほうでん、ぼうふうを何回打っても3割の追加効果も引かない上、素のぼうふうの3割外しだけは引くというお茶目さんでした。かいでんぱを2回打ったポリ2にれいとうビーム急所から氷漬けにされた時は目を疑いましたが、エースとして十分な活躍をしてくれました。
かいでんぱ+羽休めで粘ることが多い都合、特性はプレッシャーのほうがよかったかもしれません。
選出率、DM率ともに1位
HCぶっぱ
余りB
意外と読まれない崩し役。
基本初手に投げて眼鏡の高火力で負担をかけていくポケモンです。サンダーのアイテム無し10万ボルトなら耐えることができるため、初手でかち会っても突っ張ってました。パーティに電気無効が2匹いるため、命中不安のぼうふうや中間択のボルトチェンジを押されることも多く、分が悪い対面でもなかった印象です。
れいとうビームの枠は最初ハイドロポンプで使っていましたが、外しが怖く交換読みですら打つ度胸がなかったので変えました。一応ムーンフォースでも無振りカミツルギは低乱数ですが、れいとうビームを押せると確定1発になります。タスキが多いですが無振りゴリランダーも一応中乱数で落とせます。
ちなみに無振りウツロイドならハイドロポンプで確定1発なので自信があるならこっちのほうがいいと思います(あと投げしてくんな)。
ステロカバ相手に初手に投げるポケモンだったんですが、終盤初手に見えることはほとんどありませんでした。また終盤にはミラーも増えたので、Sに振ったほうがよかったかもしれません。
選出率2位、DM率6位
よくいるアッキミミッキュに少しだけSを割いた個体。
語ることは少ないですが、詰め性能に非常に優れていて、本当にインチキポケモンだと思いました。中盤にガラルファイヤーをよく見かけたためゴーストダイブ→じゃれつくに変更しましたが、終盤はほとんど見ませんでした。
ラス1に控えているときの安心感はすさまじく、序盤でサンダーのHPが削られてしまった場合はサンダーに代わりDMすることも多かったです。
カウンターのドリュウズが環境にいなくなっていたので動かしやすかったです。
選出率、DM率ともに3位
A-ぶっぱ
S-すいすい発動でS+1のエースバーン抜き
余りH
サンダーを通しにくいウツロ、バンギ入りに出す物理珠キングドラ、一応裏エース。
サンダーと同時選出すると雨ぼうふうが打てるという小学生思考で採用しました。
実際は同時選出する機会はなく、なんなら補正をかけてまでエースバーン抜きまで振ったSが活きる場面もありませんでした。絶対意地にしたほうがいいです。
最終日にポリ2ナットに打点が通るニョロボンのほうが強いことに気づきましたが、夢タッツーがGTSで手に入らなかったので諦めました。と、ここまで書いて気づきましたがニョロボンの進化前はニョロモですね。普通にボックスにあめふらしニョロトノいて悶絶してます。何年ポケモンやってんだ?こいつ
まあ「サンドラ」って遊戯王のサンダー・ドラゴンみたいで響き格好いいし、この構築はキングドラで良しとしましょう。
サンダー強すぎてほとんど選出してませんが。
選出率6位、DM率2位
ASぶっぱ
余りB
最強のポケモン。パーティ単位で重たいウツロイドにあと投げができるチョッキ枠として採用しましたが、3割を10割で発動する神ポケモンでした。最終日付近で急に受けループとマッチングすることが増えたため、雑に対策してしまえと「つのドリル」を採用しました。時間をかけなければ負けても次の試合に行けると考え、受けパーティに対してドリルを連打していましたが、初手か2撃目で必ず当てるという自覚の塊でした。主に受けに来たナットレイやアーマーガア、カバルドンへの交代読みで押していました。当たると大体降参か切断をされました。2000チャレンジで相手のバンギラスにアイヘの3割怯みを引いて無事到達させてくれました。間違いなくMVP。
ハイパーボールで捕まえた個体だったので、オシャボで厳選し直そうかと思います。
選出率、DM率ともに4位
HAぶっぱ
余りB
相手のDM枠やトリルエースを吹き飛ばすタスキカウンタードサイドン。
中盤に増えた初手DM珠特殊バシャーモが嫌いすぎて採用しましたが、それ以外のエースにも仕事をしてくれました。ドリュウズのおかげでタスキを警戒されることが少なく、格上相手にもカウンターを決めてくれた印象です。
ロクブラを打つ機会が少なく、パーティでナットレイを処理する手段が少なかったためほのおのパンチを採用しましたが、ついに一度も撃つことはなかったです。
ラス1で投げる際にわざと時間をかけるなどの盤外戦術も行いましたが、どこまで効果があったかは相手に聞かないとわかりません。煽りでやっていたわけではないです。
選出率、DM率ともに5位
【総括】
アカシアのPVの影響でタイムラインのオタクたちが思い出を想起させられてポケモンに復帰したり、新規で参戦したりしてたのがなんだかうれしかったです。
準伝説が解禁と同時に過去作では見られなかった型をしていたり、今度は過去に活躍した並びがそのまま活かされていたりと、わくわくしながらプレイできていたと思います。一方で、準伝説が解禁されても衰えるそぶりもないエースバーンには辟易してしまいますし、早く彼の種族値とキョダイカキュウの威力にナーフが入らないかと思っています。
【蛇足】
ずっと相棒枠で使っていたウルガモスは、羽休めとめざパを失い、エースバーンのエサにしかならないため構築から抜きました。誰か革命的な調整のウルガモスを紹介してください。
仕事で嫌なことが続いた中での逃避としてポケモンやってたら以外と勝ててしまったのでますます仕事へのモチベーションを維持するのが難しくなっていました。よく考えたら仕事で物書きしてるのに、なんで趣味でも物書きみたいなことしてるんだろって感じです。
質問や3割負けについての対戦相手からの批判には
@embers_keyにて答えます。どうか脅かさないで。
批判が怖いので先手をうって我が家の猫を載せておきます。